聞きなれた言葉だと何となく安心します。
難しい単語使われると「もうわからん・・・」って思ってしまう。
そういうちょっとしたところで挫折しないように気を付けたい。
- 宅建の勉強をしている人
- 独学で勉強している人
- 宅建の資格に興味がある人
- 不動産会社勤務
- 賃貸営業5年目
- 宅建独学勉強中
共同所有
「共有」とは「共同所有」の略。
複数人で一つのものを所有すること。
法令の範囲内で自由に使用できる。
「単独所有」より制限がある。
この辺りは僕のイメージする共有と同じ。
覚えやすい。
持分
共有物には「持分」がある。
割合的な所有権。
例えば3名居たら1/3等。
- 所有者の合意
- 法律の規定
上記のような決め方をする。
不明な場合は均等。
持分は自由に処分できる
- 譲渡
- 担保の設定
- 放棄
持分自体は各自に所有権がある。
死亡時に相続人が居た場合は相続される。
共有物の使用
共有物の全部について持分の割合に応じた使用収益をすることができる。
例えば、車を3人で所有していた場合は車を持分に応じて利用できる日数が決まっていく。
そんな感じ。
こういう法律的な言い回しは嚙み砕いて覚えていく。
管理に費用が掛かる場合
持分に応じて払う。
一人がまとめて払った場合は、他の共有者に請求できる。
共有物の管理
常に共有者の利害が一致するとは限らない。
単独でできることもあれば全員の同意が必要な場合もある。
保存行為
現状を維持する行為。
共有者単独で可能。
具体例
- 共有物の修理
- 不法占拠者への明け渡し請求
管理行為
利用・改良する行為
持分の過半数の同意
具体例
- 共有物を貸す
- 賃貸契約の解除
変更行為(処分・売却)
形・性質の変更
全員の同意が必要
具体例
- 増改築
- 売却など
共有物の分割
共有関係の解消(単独所有へ変わる)。
民法の基本は単独所有。
協議によっていつでも分割可能。
分割方法は協議により自由に決められる。
- 現物分割(物理的に分割)
- 代金分割(譲渡し代金を分割)
- 価格賠償(他の共有者の持分を買い取る)
協議が整わなければ裁判所に請求し分割する。
不分割特約がある場合は不可。
不分割特約の期間は5年以内に限られる。
相隣関係
隣の土地との取り決め。
隣接する不動産の所有者が相互にその利用を調整し合う関係をいう。
まとめ
共有物についての考え方を覚えます。
まずは「持分」という考え方。
共有物の管理について
- 保存行為(単独でできる)
- 管理行為(過半数)
- 変更行為(全員の同意が必要)
まずはこの辺りだけ覚えて寝ます
おやすみなさい
コメント