事故物件って実際にあるんですか?→あります。

事故物件と言ったら何を想像しますか?

大体の人が心霊的なモノを想像しますよね。

宅建の勉強した方は事故物件=瑕疵のある物件ってことで分かると思います。

瑕疵っていうのは「物理的」「法的」「心理的」「環境的」の4つに分かれます。

心霊的な話になると「心理的」な瑕疵の物件ですね。

賃貸の営業にも事故物件(心理的瑕疵がある物件)は実際にあります。

不動産の仕事に就こうと思う方は「心理的」瑕疵物件と関わることもあるはずです。

気になる方はぜひこの記事を読んでみてください。

公たろー

ぼく自身は事故物件で怖い思いをしたことは「ほぼ」無いです。
ご安心ください。

こんな人に読んでもらいたい
  1. 初めて部屋を借りる人
  2. 事故物件ついて知りたい人
  3. 不動産会社で働きたい人
このブログ(不苦労ライフ)を書いている人
  • 不動産会社勤務(賃貸営業)
  • 保有資格:宅建(2022年合格)、賃貸不動産経営管理士(2023年合格)、FP2級(2023年合格)、簿記3級(2023年合格)
  • 行政書士勉強中
目次

心理的瑕疵とは

不動産の取引に当たって、借主・買主に心理的な抵抗が生じる恐れのあることがら

  • 前入居者が亡くなっている
  • 近くに墓地や嫌悪施設がある

などといったことが上げられます。

事故物件といったら「大島てる」が有名ですよね。

ぼく自身はこういう話が嫌いなわけではないので、

「大島てる」のサイトで事故物件を調べたことがあります。

非常に見やすいので興味がある方は見てみると良いかもしれません。

自分の住んでいる場所の近くにも意外とあります。

事故物件に行った話

事故物件に行くこと自体はそこまで珍しい話でも無いです。

実際行ってみて嫌な感じがすることも無いです。

ぼくらが行く頃には大体綺麗に直ってますからね。

そんな中で印象的だった話を2つご紹介します。

事故物件に住みたがる女性

「事故物件ありませんか?」

と言ってお部屋探しが始める方がいます。

この女性以外にも経験ある話なので、

その点に関しては問題無いのです。

タイミング的に該当する物件がほとんどなかった為、

とある2DKのお部屋をご紹介しました。

「そこにします」と即決されたのが印象に残るポイント一つ目です。

資料しか見ていない状態で即決する方ってそんなに多くは無いです。

しかも事故物件。

10秒くらいで返事をされていました。

ぼくとしてもそのまま話を進めるのは怖いので、

内覧に行く話になりました。

管理会社へ連絡すると、

「まだ荷物が残っている。片付けの途中なので面白半分で行くならオススメしない。」

と断られます。

その旨をお客様に伝えると、

「それでも見たい」との返答です。

再度管理会社へ連絡して渋々ご了承頂くことができました。

印象に残るポイント2つ目として荷物が片付いていないという点です。

賃貸営業していたら事故物件に行くと言っても綺麗になった状態です。

そうでないケースはこの話のとき以外はぼく自身経験無いです。

お客様と一緒に現地に到着してカギを開けます。

お部屋のドアを開けると率先して中に入っていかれました。

この点も驚きました。

勢いよく中に入っていかれるので、

どこに向かったのか確認しました。

事が起こったのが浴室という事実を伝えています。

お客様はその浴室で手を合わせていました。

印象に残るポイント3つ目として勢いのすごさです。

手を合わせた後は一緒にお部屋を見て回りました。

聞いていた通りに片付けの途中。

生活感が残っています。

一通り見て回ったあとに実際に見ていかがですかと伺いを立てます。

「ここにします。」

そのままお申込みの流れとなりました。

写真の撮影で冷や汗をかいた話

新人だったころの話です。

ある物件の写真撮影に行くことになりました。

時期は春か夏。

不動産会社の業務の一環で物件の写真を撮るということもあります。

出発前に一言伝えられました。

「あそこは気味が悪い」

ぼく自身は霊感なんて無いし心霊体験も全く無い人間なので、

とりあえずそのまま現地へ向かいました。

温泉街にあるマンションです。

温泉付きの賃貸物件でした。

エントランスから何となく暗い。

管理人と思われる方も結構暗い。

結構な空き部屋があるようでカギを全て借りました。

エレベーターで上がっていきます。

廊下に出ましたがやはり薄暗い。

大体の部屋が1Kなので、

写真を撮り進めていきます。

布団が置きっぱなしの部屋とか、

広めの2DK?2LDK?の部屋を撮ったりしながら撮影を進めていきます。

広めの部屋はたぶんお子さんがいる方が住んでいたりしたんでしょうか、

ところどころにシールが貼ってあったりします。

鉄筋コンクリート造ということもあり、

特別寒いとか暑いという感じではなかったのを覚えています。

何部屋か取っている間に段々怖くなってきました。

最後の1部屋か2部屋位のタイミングで急に汗をかき始めました。

完全にビビってます。

8階位の写真を撮っていたときの話でした。

内心「さっさと終わらせて帰りたい」となっています。

冷や汗ってこういうことを言うんだなと実感した後、

全ての部屋の写真を撮り終えて管理人室へ向かいます。

人に会えてホッとした感覚がありました。

「どうでしたか?」と聞かれたので、

「きれいに清掃されていました。鍵ありがとうございます。」と返事をして帰りました。

帰りに「大島てる」で調べてみました。

あったら嫌だなぁと思いつつ見てみると、

炎のマークが付いています。

飛び降り自殺。

管理人さんの「どうでしたか?」っていう問いはもしかして別の意味で質問していたのかなと思ってしまいました。

まとめ

事故物件のお話いかがでしたでしょうか。

お客様から聞かれることもありますし、

事故物件に住んだことがあるお客様からお話を聞かせてもらうこともあります。

不動産会社はいろいろな経験ができて面白いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェア頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次