最強寒波が話題です。
寒波と言われて皆さん何を考えるでしょうか。
給湯器の凍結について頭をよぎる人も居ますよね?
今回は給湯器(温水器)の凍結に繋がるブレーカーの話です。
賃貸物件に一人暮らしの人は特に見て欲しいです。
困ったことにならないために知っておいてください。
- 初めての一人暮らしをしている人
- 冬場の凍結について知りたい人
- 雪国に住んでいる人
- 不動産会社勤務(賃貸営業)
- 保有資格:宅建(2022年合格)、賃貸不動産経営管理士(2023年合格)、FP2級(2023年合格)、簿記3級(2023年合格)
- 行政書士勉強中
長期不在時にブレーカーを落とさない
帰省するときにブレーカー落とす人、要注意です。
特に「年末からお正月に掛けて実家に帰る」っていう方、多いはず。
帰省中に無駄な電気代掛からないように
ってことでブレーカー落とす方が損をしないように気を付けてもらいたい。
ブレーカーを落としたために、
給湯器(温水器)が壊れることがあります。
どういうことかご説明します。
凍結防止機能
「給湯器」や「温水器」には凍結防止の機能がついています。
- 「給湯器」とか「温水器」って何?
-
給湯器や温水器っていうのはお湯を沸かすための機械です。
給湯器はガスの物件、温水器はオール電化の物件に設置されています。
代表的なモノでいうと「エコジョーズ」とか「エコキュート」って聞いたことあると思います。
「エコジョーズ」は給湯器、「エコキュート」は温水器の商品名の一つです。
ブレーカーを落としたことにより凍結防止機能が働かなくなることで壊れる場合があります。
給湯器(温水器)が凍結するとお湯が出なくなります。
帰省して帰ってきたらお湯がでない。
お風呂入れないし、どうしよう。
管理会社も休みだから困る。
帰省から戻ってきてこんなことになったら絶望します。
しばらく家に居ないとしても、
冬場はブレーカーを落とさない。
とにかく気を付けてください。
一人暮らしの学生さんは特に注意!
学生さんに特に気を付けてもらいたいのは、
ブレーカーを落とさない方が良いという話を聞いていない可能性が高いためです。
「部屋の賃貸借契約は両親の名義です」って方、多いと思います。
書類の説明を聞くのも契約者(親御さん)でしたってケースが大半です。
つまり入居者本人が話を聞いていません。
そもそも契約者本人も話半分に聞いていて「説明覚えていません」って人が多いです。
賃貸物件の契約なんてそんなものです。
宅建業者も担当者がちゃんと話したかどうかも不確定です。
だからこそ知っておいてもらいたい話になります。
【長期不在時】オール電化の場合、温水器の設定を!
オール電化の場合は「温水器」の設定でいろいろ変更できます。
お湯の「温度」や沸かす「タイミング」などです。
基本的には深夜電力でお湯を沸かすような設定になっているはずです。
「毎日決まった時間に自動で」お湯を沸かしています。
だから温水器のリモコンには時間が表示されているのです。
「毎日決まった時間に自動で」お湯を沸かしてくれるのは便利です。
でも、帰省中は必要ないですよね?
帰省期間中はお湯を沸かさない設定もできます。
ブレーカーを落とすよりもこの方法で節約しましょう。
凍結防止機能は働いてくれます。
ブレーカーを落としたことが原因で凍結して壊れるとどうなる?
入居者で費用負担となります。
設備が壊れたら大家さんが見てくれるって聞いたけど?
給湯器や温水器が壊れても大家さんが直してくれるなら、
そんなに心配しなくても良いかなって思う人が居るでしょう。
契約時にしっかり話を聞いていた方だと覚えているかもしれません。
設備の故障は大家さんが負担してくれる場合があります。
ただし、「故意過失によるもの以外」です。
ブレーカーを落としてしまったことで凍結防止機能が働きません。
それは過失ですよね?という話になってしまいます。
賃貸物件は「借りているモノ」です。
多少面倒でも大事に使わなければなりません。
どうせ大家さんが負担してくれるからっていう考え方は危ないです。
電気開栓のタイミングに注意
すぐに引越ししない人は気を付けてください。
もちろん冬場の話です。
引越しは少し先だけど部屋は既に借りているって場合があります。
まだ住まないから電気や水道を通していないってパターンです。
管理会社が対策をしてくれていれば良いですが、
心配でしたら一度相談しておくと安心です。
引っ越ししていきなりお湯出ないって辛いですよね。
まとめ
今回は冬季の給湯器(温水器)凍結に関するブレーカーの話でした。
気にしていない方や知らない方も居るかと思います。
「知らなかった」では済まないペナルティと不便さが待ち受けていますので、
注意して生活してみてください。
今回は最強寒波ってことで給湯器の凍結って話が多そうですね。
世の中で困る人が一人でも減るように願っています。
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