木造アパートは音漏れがひどいって聞きました。
鉄骨造の部屋を探したいです。
大東建託以外の物件で探したいんですけど。
お部屋探しに来店されたお客様からよく聞く要望です。
音漏れは皆さん嫌ですよね。
木造は音漏れがひどい?
音漏れはあります。
さらに木造に限った話では無いです。
「木造は避けたい」
といった意見も多いです。
お部屋探しの前に、
「集合住宅である以上どんな構造でも無音は難しい」
ということを伝えておきます。
- 木造
- 軽量鉄骨造
- 鉄骨造
- 鉄筋コンクリート造
上記の4つがよくある構造です。
防音性を考えるなら鉄筋コンクリート造がオススメです。
どこのハウスメーカーが建てた物件かという点も要確認です。
大手ハウスメーカーについて
- 大和リビング【D-room】(主に軽量鉄骨造)
- 積水ハウス【シャーメゾン】(主に軽量鉄骨造)
- 大東建託(主に木造)
- 東建コーポレーション(主に木造)
この辺りの物件は皆さんの家の近くにも建っているかもしれません。
実際に住んでいるという人も多いはず。
壁の材料は大体どこも同じです。
あとは厚さの問題ですね。
上下間の防音対策も各社異なります。
「大和リビング(D-room)」と「積水ハウス(シャーメゾン)」は好きな人が多いです。
「大和リビング」「積水ハウス」「大東建託」には実際住んだことがあります。
個人的な感想としてはどこも快適でした。
ぼくは周囲の音が気にならないタイプのようです。
踏切の目の前のアパートを借りたこともあります。
「東建コーポレーション」は借りたこと無いです。
近隣の音が特に気になる人の部屋選び
過去に騒音トラブルで嫌な思いをしたことがある人もいますよね。
音が気になりにくいような部屋を選ぶコツです。
戸建(貸家)に住む
集合住宅じゃないので周囲の音に悩まされる必要が無いです。
音に敏感な人、どうしても静かなところに住みたい人にはオススメです。
貸家は町内会の活動参加などが面倒な人には向きません。
値段も様々です。
古い貸家も多いです。
設備に関してもアパート・マンションと比べると整ってない場合もあります。
鉄筋コンクリート造を選ぶ
隣の部屋との間の壁がコンクリートな物件を選びましょう。
鉄筋コンクリート造って壁も全部コンクリートじゃないの?
そうとも限らないので注意が必要です。
- 外側はコンクリートだけど隣の部屋との間の壁はコンクリートじゃない
- 片側の壁だけコンクリート
上記のような物件もあります。
賃貸物件の資料に「鉄筋コンクリート造(RC)」と記載があっても注意です。
- 実際に内覧に行って壁を叩いてみる
- 不動産屋に壁もちゃんとコンクリートになっているか聞く
「せっかく鉄筋コンクリート造を選んだのに防音が微妙」とならないように気を付けてください。
鉄筋コンクリート造は気密性が高いというメリットがあります。
冷暖房の効きが良くなります。
湿気が溜まりやすいという点もあるので、天気が良い日は換気しましょう。
建物の1階は要注意です。
最上階の角部屋
「貸家は好みじゃない」
「鉄筋コンクリート造の物件が全然無い」
こんな場合は「最上階の角部屋」をオススメします。
- 隣接している部屋が一つ少ない(片側のみ)
- 上からの生活音が無い
どうしても一部屋は隣接しますが、間取りによってはくっついている部分が少ない部屋も選べるはずです。
全体の区画図などを見て調べてみてください。
分からなければ不動産屋に聞いてみましょう。
自分の生活音で気を遣うのが嫌な人は
今までは「周りの音が気になる人」向けの話でした。
ここからは「自分たちの生活音で人に迷惑をかけるのが嫌だ」という人たち向けの話です。
実際にお子さんのいる家庭や周りに気を遣いながら生活したくないお客様にオススメしています。
ぼくも子どもがいるので「周りに迷惑をかけたくないし、気を遣いたくない」という気持ちはよく分かります。
- 戸建てを選ぶ
- 鉄筋コンクリート造を選ぶ
上の二つは「自分たちの生活音が気になる人」にも有効です。
周りを気にして生活するリスクが減ります。
間取り自体も2LDK以上で選ぶと周囲の人も二人以上の生活だったり、
子どものいる家庭だったりするため、お互い様という感覚で暮らせるかもしれません。
1階の角部屋を選ぶ
1階であれば下の人に気を遣わないです。
さらに角部屋なら隣を気にする割合も減ります。
ぼく自身も先日引越しをしましたが、1階の角部屋を選びました。
周りに気を遣う部分が減ったため精神的に良いですね。
まとめ
賃貸物件の良いところは引越ししやすい点です。
自分たちの家族構成や状況の変化によって一番適したお部屋を選ぶことができます。
どんな部屋が一番良いのかよく考えて快適なお部屋を探してください。
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