自分の本音を抑えてしまうお客様がいます。
仕事でもプライベートでも察してあげるって大事ですよね。
本当はこうして欲しいけど、こんなこと言ったら迷惑かもしれない。
家賃の交渉なんて言ったら図々しいと思われるかも…
お客様の本音を聞きだしてあげるのも仕事の内です。
控えめなお客様にはこちらから交渉の話をすることもあります。
- 初めて部屋を借りる人
- 物件の交渉について知りたい人
- これから部屋を探す人
- 不動産会社勤務(賃貸営業)
- 保有資格:宅建(2022年合格)、賃貸不動産経営管理士(2023年合格)、FP2級(2023年合格)、簿記3級(2023年合格)
- 行政書士勉強中
交渉は悪いことでは無い
仲介手数料の交渉とその他の交渉は全然印象が違います。
交渉したいことがあればぜひ教えて欲しいです。
仲介手数料は基本的に値引きしませんが、
他の部分はできる部分なら交渉します。
申込に繋がるのであれば、
不動産屋として交渉する労力というのは悪い話では無いのです。
お客様に良い条件で入居してもらう
- 礼金
- 家賃
- 更新料
- フリーレント(家賃無料)
交渉できそうな部分って結構ありますよね?
「全部やってください」っていうのはちょっと無茶なお願いです。
できる範囲で交渉します。
不動産屋は大家さんとお客様の間で中立な立ち位置にいます。
あまり偏るわけにはいきません。
どちらか一方に極端な肩入れはしません。
バランスを取りつつ希望に近づくように交渉します。
ぼくは目の前のお客様寄りになってしまうことが多いです。
貸主がハウスメーカーだと交渉しやすいので、
なおさらお客様の希望を叶えたいという気持ちが強くなります。
おすすめの交渉方法
「○○が△△になるなら申込をします。」
お客様側から交渉する際の定型文と言っても良いです。
はっきりと自分の希望を伝えることが大事です。
無茶な交渉の場合は、
不動産屋の営業が断ってくるでしょう。
大家さんに嫌われない程度の交渉が無難です。
入居する前から印象悪いなんて嫌ですよね?
でも言わなきゃ変わりません。
その辺りのバランスの取り方が厄介です。
そこはプロに任せた方が無難です。
不動産屋の役割
大家さんとお客さんの間に立って話をまとめる。
さっきも出てきましたね。
賃貸の仲介ならメインの仕事です。
お客さんから交渉の希望を聞いて、
なにをどうやって大家さんに伝えるか。
「なにをどうやって」の部分が交渉に大切な部分です。
なんでもかんでも要望全部言ったら聞いてもらえると思いますか?
大半はお断りが入るはずです。
「ややこしい入居者は要らない」と大家さんは考えます。
「入居した後もうるさそうだ」と思われたら終わりです。
もちろん大家さんの性格にも寄ります。
「大家さんの性格なんて知らない…」ってなりますよね。
だからこそ希望を不動産屋に全て伝えて、
無茶な部分を不動産屋から外してもらうのが良いです。
不動産屋の人なら大家さんの性格もある程度分かっているはずです。
貸す側と借りる側が納得できる点を探す。
大家さんにも入居者さんにもお礼を言われるようなバランス感覚が大事です。
まとめ
交渉は悪いことじゃないよっていう話でした。
希望ははっきり伝えた方が良いです。
なぜなら希望が叶う可能性があるからです。
できる、できないについて交渉してもらい、
最終的には納得して物件の手続きが進められると良いですね。
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