不動産業界の繁忙期で一番大変なことは?

書類の処理です。

不動産の手続きにおける書類の多さが繁忙期の辛さです。

「お客様の対応で忙しい」とか「休憩が取れない」とか

そんなことはもはやどうでも良い状態になります。

昼間はお客様の対応に全振り。

店舗の営業時間が終わってから事務処理。

申込を貰うだけが仕事では無いです。

覚えることの多さが賃貸営業の大変なところです。

「のんびり仕事をしたい」とか「ラクしたい」みたいな人には正直向かない職種でしょう。

転職考えている人はご注意ください。

公たろー

ぼく自身も「向いている」か「向いていない」かと言われたら向いていないと思います。
穏やかに仕事したいし、ラクしたいです。

こんな人に読んでもらいたい
  1. 不動産業界に興味がある人
  2. 賃貸営業職ついて知りたい人
  3. これから仕事を探す人
このブログ(不苦労ライフ)を書いている人
  • 不動産会社勤務(賃貸営業)
  • 保有資格:宅建(2022年合格)、賃貸不動産経営管理士(2023年合格)、FP2級(2023年合格)、簿記3級(2023年合格)
  • 行政書士勉強中
目次

仕事の流れ

大まかな流れとしては下記のようになります。

STEP
来店

物件探しや案内をします。

STEP
申込

内覧などをしてもらい、話が進めば申込。

即断即決ばかりではないです。

STEP
審査

物件によりますが、「保証会社」の審査が入ります。

最終的には大家さんの審査もあります。

STEP
契約

審査後は書類の作成を行います。

お客様にご来店いただき、書類の説明および書類への署名捺印。

場合によってはオンラインで説明したり、書類を郵送します。

STEP
初期費用の受領

初期費用を預かります。

STEP
鍵の受け渡し

入居の際にカギをお渡しして完了です。

1件の案件を完了させるためにこのような流れが必要となります。

申込者が「個人」か「法人」かにもよって異なりますし、

「個人」の場合でも、「会社員」か「個人事業主」などの違いにもよって手続きや必要書類が異なります。

物件毎の「大家さん」や「管理会社」によって変わってくる部分もあります。

上記の例はあくまでも最もシンプルな流れとなります。

各段階で様々な書類を用意していくことになります。

大家さんとお客様の間に立つ「仲介」ということは、

双方と連絡を取り、

滞りなく手続き完了に向けて進めていく必要があります。

明らかに面倒ですよね?

厄介で面倒な手続きをスムーズに進める為にぼくらのような賃貸営業職がいる訳です。

だからこそ手数料が掛かるのです。

さらに仲介手数料の値引きの話をされるとなおさら厄介です。

「仲介手数料1ヵ月でご了承頂けないのでしたら申込頂かなくて結構です」

というのはぼったくりたい訳では無く、

「割に合わない上に、無駄に時間と手間の掛かるお客様を相手にしたくない」

って話になります。

忙しい時期ならさらにその傾向が強くなります。

「居住用物件の仲介手数料の上限は賃料に対して1.1ヶ月ですが、借主から0.5ヶ月を超えて貰う場合は承諾が必要です。ご了承頂ける方にお部屋をご紹介致します。」

できるだけ分かってもらえるように説明します。

それでもゴネる方は居るんです。

実際に大家さんが仲介手数料負担してくれる部屋があります。

どうしても仲介手数料払いたくない方はそういう部屋を探すことを提案しています。

効率良く進めるには?

「仕事を覚えること」「お客様に対して誠実に対応すること」が重要だと思っています。

仕事を覚えたら作業のスピードも上がります。

お客様にしっかり対応していたら無駄に揉めることも無くなります。

あとはコチラが「ミスをしないこと」です。

ポンコツなことをやらかしてお客様に迷惑を掛ける担当者は実際に居ます。

お互い時間の無駄なので避けたいところですね。

まとめ

不動産業界の繁忙期は本当に忙しいです。

覚悟して入ったなら多分大丈夫です。

「身体とメンタルの頑丈さ」

これが一番必要な能力だと思います。

「事務処理能力」とか「コミュニケーション能力」なんてものは続けていれば身についていきます。

「いろいろな人たちと関わることのできる楽しい仕事」でもあるので興味のある方はぜひ。

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